院長の森下です。
当院の大切な仲間ピースが旅立ちました。12歳10ヶ月、スタンダード・プードルとしては長生きな方かもしれません。開院以来うちの看板犬として活躍してくれました。時々患者さんに献血もしてくれました。そんなピースは、昨年12月から介護状態に入り、最後は寝たきりの状態が半月ほど続きました。状態はだいぶ悪かったはずのですが、亡くなる前日までご飯は食べてくれました。それでもたぶん苦しい状態ではあったと思えるので、今は楽になったのではないかと思っています。悲しい気持ちとともにホッとした気持ちもあります。長年この仕事をしていて、ペットを介護する飼い主さんと接してきましたが、今の自分と同じように感じていた方もいたのかもしれません。毎日一緒にいてくれたピースにはただただ感謝です。
私は最近運動不足になっていることに気づきました。いろいろな用事が立て込んでいたころもありますが、ピースが介護状態に入って長年続いていた散歩がなくなってしまったことは大きかったようです。ずっとピースを散歩に連れ出していたと思っていましたが、私はピースに散歩に連れ出してもらって運動不足を解消してもらっていたことに気づきました。自分の健康にも役立ってくれていたことに気づいていなかったなんて恥ずかしくなりました。
患者さんやご近所の方からも愛されていたピース、ありがとう!